自己愛性人格障害者というのは、
被害者に対して非道な攻撃を繰り返しますから、
被害者の鬱憤がたまりすぎて
被害者が自己愛性人格障害者に対して
反撃しようとすることもあります。
その反撃をするとき、
自己愛性人格障害者は「ほらみろ、
やっぱりこいつは悪人だ!」
とまるで被害者の正体を
暴いたかのような言い方をすることがあります。
そもそもその怒りは
自己愛性人格障害者自身の攻撃によって
引き出されるものであり、
被害者は皆自己愛性人格障害者が攻撃さえしなければ
そのように怒り狂うこともないのですが、
自己愛性人格障害者は自分が
被害者の正体を暴いた、快挙だというような
表現をすることもあります。
自己愛性人格障害者にとって、そのほうが
自分の攻撃が正当化できるからこそ、です。
被害者が本当に被害者なのであれば、
自己愛性人格障害者がやっていることは
ただのイジメになります。
しかしそれがイジメではなく
正当な理由で攻撃しているのだ、
という名分が欲しいのです。
ですから被害者が反撃すればするほど、
自己愛性人格障害者はさらに怒り狂えます。
被害者が悪者である、というような形式が
自己愛性人格障害者にとってはさらに攻撃できる
十分なエネルギーになるのですから。